今回、デニム工場の訪問に合わせて、洗い加工工場も訪問することができました。
そもそもデニムには通常、洗いが必要だという認識すら無いところからスタートしたのですが、非常に興味深く見学させていただきました。
まずは山積みされた洗いを待つ大量の製品たちを目の当たりにして、こういった需要があることにあらためてびっくりしました。
また、それらを3m四方もある巨大洗濯機が製品を掻き回して洗う様子は本当に圧巻でした。
約1tの水で30本のズボンを洗うそうです。
こちらはストーンウォッシュの洗濯機です。
中に軽石が入っていて、製品をこすりながら洗っていきます。
軽石も削られて小さくなっていくので、継ぎ足しながら洗うそうです。
よって、軽石の在庫も山積みされています。
こちらは製品用の乾燥機です。
こちらは反物用の乾燥機です。25mの反物を約20分で乾燥させます。
こちらは乾燥後の反物です。
担当者の方と打ち合わせをおこない、訪問に合わせて試作をしたクロキさんのデニムを製品洗いしていただくことにしました。
洗いの方法は、「ワンウォッシュ(水洗い)」、「バイオウォッシュ(セルラーゼ酵素)」、「ブリーチウォッシュ(バイオ+漂白)」の3種類です。
どんな仕上がりになるか楽しみです。
ここに来てくれた方にいいことがありますように。
「CALSA長崎トラウザーズ」本サイト → https://calsa.jp