生地を決定しました。

「候補4.オーガニックコットンセルヴィッチデニム」の生地に決定。
(デニムの原反です。セルヴィッチの耳端が白いので、白いバームクーヘンみたいな感じです。)

どの生地もそれぞれの良さがあったのですが、一番の決め手はオーガニックコットンの肌触りの良さです。
12.5ozの本格ヘビーオンスデニムでありながら、上質でやわらか、そしてしなやかな肌触りを実現。

何度も触りたくなく心地よさです。

後日、こちらのデニムについてお伺いしたところ、単にオーガニックコットンを使用しているからだけでなく、オーガニックコットンの中でも超長綿に近い繊維の長いコットンを使用しているため、より滑らかな肌触りに仕上がっているとのことでした。

また、オーガニックコットンとは、化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を3年以上使わず、手間をかけながら、昔ながらの自然な方法で栽培されたコットンです。

農作業に係る人の健康被害を防ぐことや周囲の生態系の保全にもつながり、地球規模での環境負荷の低減にも貢献できるということも採用した理由のひとつです。

世界中のコットン生産量のわずか1%にも満たない現状ですが、社会的な意識が高まり、オーガニックコットンを使った製品が増え、もっともっとオーガニックコットンの生産量が増えていくことにつながればと思います。

もちろん、今回、定番のデニムブルーを中心に選定を進めてきたのですが、「ブルーの発色がキレイ」だったことも大きな理由のひとつです。

そして、今回選んだ生地は世界的にも有名なジャパン・デニム、岡山県井原市の「クロキ」さんの生地なのですが、
(名前出しのOKをいただいたので、公表しています。)

その「クロキ」さんにお願いしていた工場見学について、特別にOKをいただき、お伺いできることになりました。

よって、次回は工場見学の様子について、書いていきます。

ここに来てくれた方にいいことがありますように。

「CALSA長崎トラウザーズ」本サイト → https://calsa.jp