今回はなぜ、自分たちが作るトラウザーズのブランド名を

「STITCH&STITCH 長崎トラウザーズ」

にしたのかというお話です。

当社はトラウザーズ専業ファクトリーというお話をさせて
いただいたのですが、実は「洋服のリフォーム」も事業と
して立ち上げております。

「それじゃぁ、トラウザーズ専業ではないじゃないか!」

とツッコミを入れられそうなのですが、

かれこれ13年ほど前から、インターネット専門で洋服の
リフォームをおこなうお店をやっております。

名前は、「洋服のリフォーム STITCH & STITCH」です。

洋服のリフォームSTITCH&STITCHのロゴ

(「洋服リフォーム」でググっるとたぶんトップページに
くるかと思います。<2016年11月7日現在>)

きっかけは、あるとき、工場に見知らぬ人が訪ねてきて、

「近くに裾上げしてくれるお店がないんだけど、
このスラックスを急いで裾上げしてくれないか。」

というご依頼を受けたことでした。

トラウザーズを作るミシンやアイロンを使って、何か
新しいことができないかと考えていたところだったの
ですが、

そうだ! 近くにリフォームショップがない人や
昼間忙しくて、リフォームショップに行けない人の
ためにインターネットでトラウザーズの裾上げを
やったら、喜ばれるんじゃないか、

と思いつき、とりあえず始めて見ました。

当初、少しずつですが裾上げリフォームのご注文を
いただくようになったのですが、裾上げのご注文を
いただいたお客様から

「ジャケットのお直しってできないの?」とか

「かけつぎってやってないんですか?」

などのご相談を受けるようになりました。

そこで、お客様にワンストップで洋服のリフォームの
ご注文ができるように、お付き合いのある仕立て職人
さんやかけつぎ職人さんにお願いして、そういった
リフォームのご注文も承れるようにしていきました。

そして、まだまだ小さなお店ですが、いまでは洋服の
リフォームをトータルで承れるリフォームショップ
となりました。

専任の担当者もおけるようになり、その担当者の
頑張りもあって、おかげさまで13年間続けさせて
もらっています。

ちょっと、話が長くなったのですが、もう少しだけ
お付き合いください。

洋服のリフォームのお店を始めた時は、リフォームの
工房ということで「REFORMWORKS」という名前を
付けました。

しかしながら、しばらく経って、いざ商標登録をしようと
したら、なんと先に登録されてた方がいて、名前を変更
しなければならないことになってしまったのです。

(結構いつもこんな感じなのですが、毎回、先走って
しまい、今回もそれがあだとなってしまいました。)

そこで、新しい名前を考えなくてはならなくなったの
ですが、いい機会だと捉え、たくさんの名前の候補を
あげて、改めていろいろと考えてみました。

そして、考えに考えた末、

「洋服のリフォーム STITCH & STITCH」

に決めました。

理由は、

「一針、一針、心を込めて、縫わせていただきたい。」

最終的にはこの想いを大切にしたいということで、
名前を決めました。

今回、自社ブランドのトラウザーズを製品化するに
あたっても同様に

「一針、一針、心を込めて、縫わせていただきたい。」

この気持ちを大切にしたいと思い、

「STITCH & STITCH」

という名前を入れることにしたのです。

なぜ、「長崎トラウザーズ」なのかについては
次回、お話ししていきます。

ここに来てくれた方にいいことがありますように。