商品の制作や写真撮影と並行して進めていたのはウェブページの作成です。
当然のことながら、ここがお客様との最初の接点であり、入り口になります。
CALSAっていったい何?
どこの誰が何をどうやって、また、どうして作っているの?
というような5W1Hみたいなものを伝えていかなければなりませんし、
このブログを読んでいただいている方はCALSAについて何となくわかっていただいているかもしれませんが、
初めてウェブページにお越しいただいた方にCALSAについてまずは興味を持っていただかなければなりません。
そのためにまず、どのようなページを作るのかを検討しました。
そして、ベースとなるページ構成を以下のようにしました。
・「トップページ」
・「コンセプト説明ページ」 → 「About CALSA」
・「商品の仕様説明ページ」 → 「CALSA Trousers」
・「素材説明ページ」 → 「Material」
・「注文ページ」 → 「Online Order」
・「試着サービスページ」 → 「Fitting Service」
・「会社概要ページ」 → 「会社概要」
・「資料請求ページ」 → 「パンフレット請求」
・「生地サンプル請求ページ」→ 「生地サンプル請求」
・「ニュースページ」 → 「ニュース」
・「ブログページ」 → 「ブログ」
・「お問い合わせページ 」→ 「お問い合わせ」
・「買い物かご」 → 「カートを見る」
・「ご利用ガイド」 → 「ご利用ガイド」
その中でまずは「トップページ」についてお話していきます。
ウェブサイトの顔、入り口にあたる部分なので、
まずはCALSA長崎トラウザーズって何?というところをお伝えしなければなりません。
つまり、
「長崎にあるトラウザーズ(スラックス、パンツ)専業工場で、トラウザーズの自社ブランドを販売」
ということを一番最初にわかるようにしました。
そして、次に「コンセプト」をお伝えすること、
「コンセプト」についてはいろいろなところにいろいろな表現で書いてはいますが、
「どこにもないトラウザーズを作りたい。」
集約するとこの言葉になると思います。
つまり、長年、OEMでトラウザーズを作り続けてきたトラウザーズ専業工場が、
自分たちが今、作りたいと思うトラウザーズ、これを作っていきたいとの想いです。
では何が他のトラウザーズと違うのか?
一番わかりやすいのは、
「裏側にも表地を使っていること。」
生地のコストも倍近くかかるし、表から見えないところなので過剰品質だと思われるかもしれませんが、
着用時に生地の肌触りをより感じていただきたい、また、ポケットに手を入れる際のするりとした感覚を体感してほしいということで
採用しました。
そして、せっかくより肌に触れていただく生地なので、厳選したいい生地を使うこと。
まずは生地も「日本製」にこだわり、
「葛利毛織」さん
の生地をメインに使わせていただいています。
また、
「縫製の仕様」
もてんこ盛りです。
詳細はウェブを見ていただきたいのですが、これでもかと言うくらいに入れ込んでいます。
そう言いつつも、ウェブで紹介している仕様以外で他では取り入れられてない仕様もまだまだたくさんあります。
あまり仕様の説明が長すぎるとそれぞれの仕様の良さがぼやけてしまう、また、企業秘密の部分もあり、
説明を控えている等々いろいろな理由があるのですが、とにかく、これだけの「縫製の仕様」を取り入れたトラウザーズは
他ではなかなか見つからないと自負しております。
でも一番の押しは、
「パターン」
です。
今までいろんなパターンを見てきた経験、また、現在もOEM工場としていろいろなメーカーのトラウザーズを縫わせていただいている中で最新のトレンドも掴みながら、弊社で請け負っていない国内外のメーカーのトラウザーズも研究し、パターンを修正しながら30本以上の試作をおこない完成しました。
CALSAオリジナルの「はき心地」と「シルエット」をぜひ試していただきたいです。
というように、トップページの説明をするつもりが、いつもながらにトラウザーズの説明に変わってしまい、
またまた申し訳ないのですが、つまりはそういったことをまずはトップページでお伝えしたいということで作成しました。
そして、さらに興味を持っていただいた方は各ページをそれぞれご覧になっていただくという流れになっております。
・「コンセプト説明ページ」 → 「About CALSA」
あらためての「コンセプト」の要約と「トラウザーズ専業工場の強み」について、説明しております。
・「商品の仕様説明ページ」 → 「CALSA Trousers」
「縫製の仕様」の説明に加えて、CALSAトラウザーズの特徴を説明しております。
「脚長ステッチ」、「ピンループ」、「尻部V字カット」、「浮かしループ」、「パイピング仕様」、「オリジナルの帯芯地」、「脇ポケットのAMFステッチもみ玉仕様」、「後ろポケットのスラントポケット」、「D字カンヌキ」、「本水牛ボタンの採用」、「手縫いによるまつり縫い」、「裏側への表地使用」などなどです。
・「素材説明ページ」 → 「Material」
生地及び生地メーカーについてのより詳細な説明ページです。
CALSAでは、せっかく自社で製品をつくるのであれば厳選したいい生地を使いたいと考えております。
量よりも質重視ということで、大量に売ることよりも良いものを少しだけでもいいから作って届けたいという想いです。
そこで、まずは縫製も「日本製」なら、生地も「日本製」でということで、いままでいろいろな生地を縫わせていただいてきた中で、
「日本製」の中ではまずはこちらの生地を使いたいということで、第一弾として「葛利毛織」さんをセレクトしております。
よって「葛利毛織」さんについて及びと「葛利毛織」さんの生地の中からCALSAがトラウザーズ用に選んだ生地について説明しております。
・「注文ページ」 → 「Online Order」
「ONLINE ORDER」ではどのようにしたらお客様にスムーズに注文していただけるのか。
いろいろと試行錯誤しながら、ページ作りを進めてきました。
最終的には、
生地の選定 → スタイルの選定 → サイズの選定
といった流れで決定。
まずは「注文の流れ」をご覧になってからステップを進んでいただくように設定しました。
写真がメインになるのですが、どのような生地を使用しているのかをよりわかりやすく説明すること、
また、スタイルについてはノータック、ワンタック、ツータックで、どのようなシルエットになっているか前後横でよりわかりやすくお伝えすることを心がけました。
サイズ感についてはお客様の普段着用されているウエストサイズを基本にサイズを設定し、それぞれのサイズで、ウエスト、ヒップなどのサイズを表記しました。
そのほかにも、お客様の評価や感想を入れたい、商品の注文に合わせて、サイズ修正や裾上げ仕様の選定もしたいなど取り込みたい設定はいろいろあったのですが、システムの関係上、今回は見送った設定もあります。
まずはカタチにしてみることということで、皆さんのご意見を伺いながら、今後、ブラッシュアップしていきたいと思います。
・「試着サービスページ」 → 「Fitting Service」
やはり、ウェブで服を買うことのハードルの1つが自分の体に合うサイズかどうかわからないということです。
よって、当店ではシルエット、サイズを事前に確認できる「試着サービス」を承っております。
現在はキャンペーンにつき、往復の送料無料での「試着サービス」がご利用できます。(2018年5月時点)
CALSA厳選生地の肌触りも確認もできますので、ぜひこちらのサービスをご利用ください。
・「会社概要ページ」 → 「会社概要」
「会社概要」ではコンセプトはもちろん、トラウザーズ作りへの想いやCALSAの名前の由来などをお伝えしております。
また、会社の歩みについても説明しております。
当初、日本語だけの表記を考えていたのですが、やはり、先を見据えて、英訳も併記することにしました。
単純にかっこいいというのもありますが。
・「資料請求ページ」 → 「パンフレット請求」
・「生地サンプル請求ページ」→ 「生地サンプル請求」
それぞれのページにてCALSAのパンフレットや生地サンプルをご請求いただけます。
こちらもぜひ手に取ってご覧いただければと思います。
・「ニュースページ」 → 「ニュース」
・「ブログページ」 → 「ブログ」
CALSAの最新情報や今後のスケジュールなどについて、随時、更新しております。
それぞれ「トップページ」からも直接記事にリンクしていただけるようにしております。
・「お問い合わせページ 」→ 「お問い合わせ」
お問い合わせ内容を、「商品について」、「試着サービス」、「サイズ交換」、「返品」、「お直し・修理」、「その他」に細分化することでよりクイックに返答できるように設定しました。
また、「商品」へのお問い合わせの場合も、「商品」、「サイズ」を選択できるようにしました。
・「買い物かご」 → 「カートを見る」
・「ご利用ガイド」 → 「ご利用ガイド」
「ご利用ガイド」では「決済方法」、「発送、送料」、「返品、サイズ交換」、「修理」、「ご購入の流れ」などを明記しております。
・「インスタグラム」 →「インスタグラム」
・「フェイスブック」 →「フェイスブック」
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今回、ウェブの作成にあたり、やはり、写真のクオリティがいかに大切かを感じました。
また、ウェブ作成については信頼できるウェブデザイナーさんにお願いしたのですが、全体のデザイン構成や、写真の選定、効果的な写真の使い方などデザイナーの力量によって出来栄えが大きく変わることを実感しました。
デザイン力はもちろんですが、コミュニケーションも密にしていただき、CALSAらしさを、もしくはそれ以上のものを表現していただきました。
ウェブ制作に関わったすべての皆さんに感謝です。
ウェブのクオリティに恥じないよう、CALSAももっともっと成長していきます。
ここに来てくれた方にいいことがありますように。