(葛利毛織さんの生地の見本帳。バンチブックと言います。)

 

今回は生地選びの2回目です。
 

 

工場見学をして、葛利毛織さんの皆さんが懸命にものづくりをされている姿を
見てからの生地選びなので、自然と力が入ります。
 

 
今回の生地選びの基準は以下の通りです。

1.まずは定番であること。
2.トラウザーズ(スラックス)単品でもカッコいい生地
3.ハリコシがあって、肌触りがいいもの

もちろん他社さんの生地見本も取り寄せてみたのですが、
葛利毛織さんの生地だけでも約500点

その中から、予算の都合がある中で、選んだのが、
秋冬物6点、春夏物6点の計12点です。

本当はもっともっといっぱい選びたかったのですが、
大人の事情でこれくらいが精一杯。

でもその分、考えに考え抜いて選んだ絶対おすすめの生地です。
ぜひご覧ください。

(生地の写真が見にくくてすみません。もっと写真の撮り方勉強していきます。)

 

(Super Stretch 黒 Wool 100% 秋冬物)

こちらは定番色の黒。
Wool100%のストレッチってなかなか技術がいるそうです。
しかも天然素材なので、ポリウレタンなどと違い伸縮性が劣化しにくいのだそうです。
もちろん、肌触りも抜群です。

 

(Super Stretch チャコールグレー Wool 100% 秋冬物)

こちらも定番色で色違いのチャコールグレーです。
チャコールグレーって1本あると、本当に重宝するんですよね。
実はわたしもこれを一番使っています。

 

(Super Stretch ライトグレー Wool 100% 秋冬物)

こちらも定番色で色違いのライトグレーです。
ライトグレーですが秋冬物ということで、薄すぎないグレーです。
こちらも使い勝手、抜群です。

 

(Tasmanian Blend グレンチェック Wool 100% 秋冬物)

グレンチェックも定番です。
タスマニアンウールという高級素材を使っているので、肌触りもよく、
保温性にも優れています。
紺系のジャケットにバッチリ合います。

 

(Gently Cloth グレーチェック Wool 100% 秋冬物)

大柄のチェックです。
ツイードっぽい生地で、厚みがあり、肌触り、保温性に優れています。
黒系のシャツやジャケットに合わせやすいです。

 

(Pants Collection ブルーデニム調 Wool 65% Cotton 35% 秋冬物)

葛利毛織さんのパンツコレクションの中から選んだデニム調の生地です。
ウールとコットンを織り合わせているので、ぬめり感もあるし、さらり感もあります。
絶妙な肌触りがおすすめです。
堅苦しくなくて、白シャツとの相性も〇です。

 

(Summer Gently Cloth チャコールグレー Wool 100% 春夏物)

春夏物の定番のチャコールグレーです。秋冬物より若干色味は薄目です。
ちょっと気が早いのですが、葛利毛織さんの定番で人気の高い
サマージェントリークローズを選んでみました。
さらりとした肌触りが特徴です。

 

(Summer Gently Cloth ライトグレー Wool 100% 春夏物)

こちらは色違いのライトグレーです。
上物の色味に合わせて、使い分けしてもらえればと思います。
さすがのサマージェントリークローズです。

 

(Tasmanian Blend グレンチェック Wool 100% 春夏物)

こちらも定番のグレンチェックですが、ちょっとだけ織り柄を変えています。
グレー、白、黒のコントラストのバランスが秀逸できれいな柄に仕上がっています。
もちろん、タスマニアンウールという高級素材を使っているので、肌触りもいいです。

 

(Summer Gently Cloth ライトグレーチェック Wool 100% 春夏物)

小さい生地しかなくてすみません。
こちらはサマージェントリークローズのライトグレーのチェックです。
シャリ感を少し強めに仕上げているので、さらりとして、涼しげです。
大柄のチェックがアクセントになっているので、ポロシャツと組み合わせても
いいかも。

 

(Tasmanian Blend グレンチェック Wool 100% 春夏物)

こちらはオーソドックスな定番の方のグレンチェックです。
落ち着いた色目になっています。
こちらもタスマニアンウールを使っているので、肌触りもいいです。

 

(Summer Gently Cloth グレーチェック Wool 80% Kid Mohair 20% 春夏物)

こちらはサマージェントリークローズの生地なのですが、ウールとキッドモヘアを
織り合わせた生地となっています。
キッドモヘアは希少なアンゴラ山羊の子山羊の毛を用いたもので、つやがあり、
ソフト感も兼ね備えています。
ウールとの組み合わせで独特の上質な肌触りが得られます。
チェック柄も主張し過ぎないので、カッチリ目でもカジュアル目でも両方使えます。

 
まずはこちらの生地を注文して、トラウザーズ(スラックス)の試作をおこなっていきます。
どんな仕上がりになるか今からワクワクしています。

次回はそのあたりを。

ここに来てくれた方にいいことがありますように。

「CALSA長崎トラウザーズ」本サイト → https://calsa.jp