今回は帯無し仕様×持出し付き仕様のトラウザーズの2回目です。
前立て釦留め仕様について工夫してみたことをお話していきます。

前立て釦留め仕様自体がすでにこだわりの仕様ではあるのですが、
今回は前立て釦留めに合わせて、内側の腰裏部分にもパンチェリーナを付けてみました。

パンチェリーナとはこちらの部分です。

前立て釦留めはそれぞれの釦とボタンホールの間に適度なゆとりが発生するため、釦を留めた際に一番いい位置に落ち着くという特徴があります。
内側にもパンチェリーナを付けることで、内側からも適度な位置でフロント部分を広くホールドし、腰回りのフィット感をより一層高めてくれます。

個人的には着脱が楽なのでファスナー仕様のトラウザーズを着用することが多いのですが、釦留め仕様はビジュアル的に圧倒的な存在感を与えてくれます。

また、CALSA(カルサ)定番の本水牛釦が前立て釦留め仕様の存在感をより一層引き立たせてくれています。

ちなみに今回は前立て釦留めで5コ、パンチェリーナで2コ、持出し釦で1コ、ピスポケット(後ろポケット)で2コ、合計10コの釦留めを取り入れました。

正直、ボタンホールを開けるのと、釦を付ける作業が大変でした。

こちらは内側からの全体写真になります。

内側からも美しく、CALSA(カルサ)らしい雰囲気が皆さんに伝わるとうれしいです。

次回は脇尾錠仕様についてお話していきます。
ここに来てくれた方にいいことがありますように。

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